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2019.08.12更新

分電盤の交換にかかる工事費用と確認事項!各ブレーカー交換の費用も

電気は、家のいたるところで使っています。各所で使えるように、必要な電気を分配している装置が分電盤です。分電盤に不具合が起きると電気が使えなくなり、生活に支障が出てしまうおそれがあります。

分電盤の交換をおこなうには、「電気工事士」の資格が必要です。資格を持っていない方は、業者に依頼しなければなりません。しかし、どんな作業内容なのか、いくらくらいの値段がするのかなど何もわからなければ、依頼することになかなか踏み切れないかもしれません。

分電盤の設置状況や家電の使用状況によっても、必要な施工内容が異なります。依頼する前には、費用の相場や確認事項についてチェックしておくことで、予算など依頼するときの参考となるでしょう。

この記事では、分電盤を交換するタイミングや費用についてご紹介します。また、分電盤だけではなくブレーカー交換についてもご紹介しております。状況に合わせた対応ができるように参考にしてください。

分電盤には3つのブレーカーが収められている

分電盤のなかには、3つの機器があります。それぞれ違った働きをしていて、どれかひとつでも欠けてはいけないものです。それぞれの機器がどのような働きをしているのか詳しくご紹介します。

【1】アンペアブレーカー

分電盤を交換するタイミングは?設置時の注意点・費用相場も解説

アンペアブレーカーは、家全体の電気回路の開閉をおこなう装置です

電気の流れる量のことをアンペアといい、家で使用する電気は電力会社との契約によって、あらかじめ同時に使用できる限界のアンペア数を決めます。そして、契約アンペアを超えて電気を使用するとアンペアブレーカーが落ち、電気回路が閉じてしまうのです。

アンペアブレーカーは電力会社との契約用ブレーカーなので、基本的には電力会社の所有物となります。電力会社と契約するアンペアを変更するときにはアンペアブレーカーの交換が必要になりますが、そのような場合も基本的には電力会社が無償で交換対応をしてくれるでしょう。

東京電力や中部電力、九州電力ではアンペアブレーカーの設置交換の対応をしていますが関西電力や中国電力、四国電力、沖縄電力ではアンペアブレーカーがない分電盤もあります。

【2】安全ブレーカー

安全ブレーカーは、いくつかにわかれた回路にそれぞれついている安全装置のことです。配線用遮断器とも呼ばれています。回路の分け方は、照明やコンセントなど設備ごとになっていることが多いです。

家電の故障などが原因で、1つの回路に許容範囲を超えた電流(過電流)が流れると、回路の安全ブレーカーが落ちます。これによって、ほかの回路へ過電流が流れることを防げます。安全ブレーカーが正常に作動せず複数の回路に過電流が流れると、過電流の流れた回路で使用している電気設備が故障して使用できなくなるおそれがあります。

【2】漏電ブレーカー

漏電ブレーカーは、名前の通り漏電を検知すると落ちるブレーカーです。漏電に気づかず電気が流れ続けると、ショートして火災に発展するおそれがあります。そのような事故を防ぐ役割を果たしているのが漏電ブレーカーです。

アンペアブレーカーが設置されていない分電盤では、この漏電ブレーカーがアンペアブレーカーの役割も兼ねています。

分電盤は、電気の分配だけではなく、家の電気系統にとってとても重要な役割を果たしています。分電盤の不具合を放置したままにして故障でもすれば、電気が使えなくなるおそれがあり、日々の生活にも影響が出てしまうかもしれません。少しでも分電盤の異常に気づいたら、早めに対処したほうがよいでしょう。

古い分電盤は寿命かも?分電盤を交換するタイミング

分電盤の交換は、異常が起こったとき以外でもおこなうべきタイミングがあります。それが、分電盤の寿命と電気設備や使い方の変更です。

一般的に、住宅用分電盤の寿命は13年程度といわれています。13年を超えても、トラブルなく使用できることもありますが、もっと早く故障することもあります。

寿命はあくまでも目安であり、必ず13年前後で故障するということではありません。しかし、長く使用すればするほど劣化はしますし、内部の機器の性能が落ちても不思議ではありません。

13年を目安に、分電盤の交換が必要であることは覚えておきましょう。

こんな症状が出たら分電盤の交換時期

分電盤を交換するタイミングは?設置時の注意点・費用相場も解説

分電盤に異常があると起こる症状があります。以下のような症状が出たら、分電盤の不調や故障を疑ったほうがよいかもしれません。

■分電盤が熱い
■分電盤から異音がする
■分電盤に破損のあとがある
■テレビの画面がよく乱れる
■新しい照明がよく点滅する

分電盤の発熱や異音はすでに故障し始めている状態です。うまく熱を発散する機能が働いていなかったり、部品の接触不良が起こっていたりする危険性があります。ものがぶつかるなどの衝撃で分電盤にヒビが入ったり変形したりしている場合も、ぶつかった衝撃などで内部の機能に異常が出るおそれがあります。

テレビや照明の点滅は、電流がスムーズに流れていない状態でしょう。早めの対処が必要です。

寿命以外にも交換が必要になるケースがある

分電盤に不調がなく、寿命にもまだ達していないという場合でも、分電盤交換が必要なケースがあります。

■コンセントの電圧を変更した
日本の電圧は100Vが基準となっています。そのため、日本で使用される家電製品は100Vのものがほとんどです。しかし電子レンジやエアコン、大型家電などは200Vないと使用することができまません。

コンセントの電圧が100Vであれば、200Vの家電製品を使用するためにブレーカーの切替工事や交換工事が必要となります。

しかし、お使いの分電盤が単相二線式のものであれば、100Vしか対応していないため、200V対応の単相三線式の分電盤に変更する必要があります。単相三線式であれば100Vと200Vそれぞれに対応することが可能です。

■古いタイプの分電盤を使っている
カバーもなく、機能も最低限の機能しかついていないような古い分電盤を使用している場合は、過電流や漏電を防ぐような機能がついた安全性の高い新しい分電盤に交換することをおすすめします。

■消費電力の大きい家電を使うことになった
消費電力が200V必要となる家電製品を使用するときには、専用回路が必要となります。専用回線にせず200Vがすべての回線に流れると、100Vの家電製品は壊れてしまうおそれがあるためです。

現在設置されている分電盤に予備ブレーカーがあれば、それをそのまま専用回線として使用することができます。しかし、予備ブレーカーがなく専用回線にすることができなければ、現在設置されている分電盤の外にブレーカーの増設をするか、分電盤の交換が必要となります。

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分電盤の交換は資格が必要!工事を依頼した場合の費用相場

分電盤の交換をおこなうには、「電気工事士」の資格が必要です。電気工事の知識のある方でも、資格のない方が扱うのは禁止されています。設置方法や配線を間違えば、感電や分電盤の故障、火災につながるおそれがあるためです。安全に作業を終えることができるように、必ず「電気工事士」の資格を持った業者に依頼しましょう。

ここまで、分電盤の役割や交換が必要なケースなどをご紹介してきました。ここからは、実際に分電盤を交換する場合、いくらくらいの費用がかかるのかをご紹介します。

分電盤工事にかかる費用相場

分電盤工事にかかる費用相場

分電盤の交換は、本体を交換する場合とブレーカーなどの一部を交換する場合があり、それぞれ費用が異なります。

分電盤本体の価格は、20,000円~40,000円ほどです。それに加え、交換の作業費用や処分費用、出張費などが含まれることが多く、交換するときにかかる費用は50,000円~80,000円ほどが相場となります。

分電盤自体にいくらかかるのかは種類によって異なるので、必要な種類や大きさを事前に業者に伝えて確認したほうがよいでしょう。分電盤ではなくブレーカーのみを交換することも可能になりますので、交換する理由や予算に合わせて決めることも可能です。

【注意】各ブレーカーの交換は費用が別にかかる

ブレーカーのみの交換の場合は、ブレーカーの種類によっても費用は異なります。それぞれの費用相場は下記の通りです。

■アンペアブレーカー 3,000円~7,000円
■安全ブレーカー 4,000円~10,000円
■漏電ブレーカー 7,000円~18,000円

分電盤本体を交換したときと同様、このほかに出張費などがかかる場合があります。詳しい費用については見積りを依頼するなどして確認するとよいでしょう。

数多くある電気工事の業者から、どこに依頼しようか迷ってしまうという方は、弊社にお任せください。 分電盤交換の理由や予算をお聞きして、条件に適した業者をご紹介します

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新しい分電盤に交換するときに確認しておきたいポイント

分電盤の交換をおこなうときには、注意すべき点がいくつかあります。確認不足があると、新しい分電盤が設置できないおそれもあるので、以下の4つのポイントに気をつけて分電盤を交換しましょう。

【1】分電盤を設置する場所

分電盤を交換するタイミングは?設置時の注意点・費用相場も解説

もともと分電盤があった場所に新しい分電盤を付け替えるだけであれば、問題ありませんが、別の場所に設置する場合は注意が必要です。

狭くて熱のこもりやすい場所や、ほこりっぽい場所、周囲に障害物が多い場所は、分電盤設置には不向きです。

電気が流れることで熱を発しやすい分電盤は、狭い場所や障害物の多い場所では熱の逃げ場がないため、分電盤内部に熱をため込んでしまいます。万が一火災が起きたとき、分電盤が熱を持っていると、配線などに燃え移りやすくなるため危険です。

また、分電盤は家全体の電気系統の管理を担う精密機器です。ほこりが内部に入り込むことで火花や放電を繰り返すトラッキング」という現象が起こるおそれがあります。トラッキング現象はほこりを長期間放置していると起こります。その状態が何度も続くと、火花や放電を繰り返した部分には熱が溜まり、やがて発火するのです。

分電盤はなるべくほこりのかからないような場所に設置して、ほこりが溜まらないようこまめに掃除しましょう。

【2】分電盤の大きさ

分電盤にはさまざまな大きさがあります。新しいものに交換するときは、古いものと同じかやや大きいものにするのがおすすめです。

というのも、小さいものにしてしまうと、壁紙の色の違いで古い分電盤の設置跡が見えてしまうからです。あまり見栄えのよいものではないので、できるかぎりサイズは同等もしくは大きいものにしましょう。

【3】専用回路が必要かどうか

1つの回路で使用できるアンペア数は決まっているため、消費電力の大きい家電を使用する場合は、専用の回路を用意しておいたほうがよいでしょう。専用回路がないと、消費電力の大きい家電は同時に使用することができませんし、誤って同時に使用すればすぐにブレーカーが落ちます。

ブレーカーが落ちるのを防ぐためにも、エアコンや電子レンジ、食洗機などを多用する場合は、専用回路をもうけましょう。新しい分電盤に専用回路をもうけたいという旨を事前に業者に伝えておくことで、専用回路をもうけることができます。

【4】分岐回路の数

専用回路をつけるほどではない家電などでも、多くの電気機器を同時使用すればブレーカーは落ちます。そうならないように、住宅の面積にあわせていくつかに回路を分岐させています。

そのため、分電盤の大きさや種類は、専用回路や分岐回路の数を計算して決めなくてはならないのです。

分電盤の交換後は掃除や点検をおこなおう

分電盤を新しくしたら、不調が起こらないようしっかりと手入れをして、少しでも寿命が長くなるようにしましょう。

■分電盤の掃除
ほこりや汚れは分電盤の大敵です。乾拭きでかまいませんので、ほこりや汚れが目立ってきたら拭き掃除をおこないましょう。

■漏電ブレーカーの点検
漏電ブレーカーは、漏電を検知したときに作動します。もし漏電ブレーカーが故障していることに気づかずそのままにしておくと、漏電による事故が発生してしまうおそれもあるでしょう。そのため、月に1度は漏電ブレーカーが正常に作動するか、点検をすることがおすすめです。

漏電ブレーカーの横には、黄色のボタンと、赤か灰色のボタンの2つがついています。この赤か灰色のボタンをテストボタンといい、これを押すことで機能の確認ができます。

テストボタンを押したあと、黄色のボタンが飛び出してブレーカーが下りたら正常に機能しています。黄色のボタンを押して、ブレーカーを上げましょう。ただし、漏電ブレーカーの点検は、一時的に家のすべての電気が止まるので注意が必要です。

このようにこまめな掃除や点検をおこなっていても、分電盤に異常が出ることはあります。異常が出ている原因がわからないと、業者へ依頼しようとしても何といっていいかわからず、躊躇(ちゅうちょ)してしまうかもしれません。

そのようなときは一度弊社にご相談ください。不調の状態をお聞きして、迅速に対処をおこなう業者をご紹介します。トラブルが起きている分電盤の調査から、交換や修理にかかる費用の見積りまでは無料でおこなっておりますので、お悩みの際はお問い合わせください。

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